司会「今日は、コラボ企画ということで、スタッフィングからHAREさん、スタジオ邪恋で製作を担当なされているざくそんさん、両作品でシナリオを書かれているおくとぱすさんのお三方においでいただきました」
おくとぱす(以下:お)「ライターのおくとぱすです。昔から催眠ものに尋常ならぬ興奮をおぼえるたちで、趣味が高じてまずは催眠ものの小説をネットで発表し、そこからゲームデビューに至りました。それから色々やってきましたが、今回はなんと、催眠ものを連続で手がけることができて、喜びいっぱいです」
HARE(以下:H)「#define(でふぁいん)という同人サークルをやっております。HAREです。色々あって催眠遊戯のお手伝いを。今は、マスターアップを目指しての作業中です〜」
ざくそん(以下:ざ)「いや今回は本当に色々とヤバかったですね、特にスケジュールとかもう(汗)。って、まだ終わってはいないんですけども。あ、お姉さんビール」
お「とにかくもう色々とご迷惑おかけしました。あらゆる方面に陳謝いたします〜(土下座)」
司会「では早速、まずは発売日が近い方の、催眠遊戯についてお話をうかがいたいと思います」
司会「この作品はどういう流れで企画されたのでしょうか?」
H「もともとは、#defineでのんびり開発してたんですが、さよりさんに原画を受けてもらえることになり、商業でいける! ということになって、スタッフィングで出すことになりまして」
ざ「ほうほう。スタッフィングというのは新ブランドですよね?」
H「新ブランドですね。#defineが商業になったわけではないので、#defineは#defineで続いていきますが(笑)」
お「#defineの前作、同人作品の『催眠実験』で、商業ものだったらできないよな、と自分でも思うくらいに好き放題やってしまったのですが……今回、その路線でもう一度、しかもさらにパワーアップしたものをということになって、プレッシャーが半端じゃなくかかってきました」
H「パワーアップしまくりですね(笑) その分、シナリオの分量はすごいです。1.7MBなので、普通にフルプライスくらいはありますし」
お「……本当にあそこまでやってよかったんでしょうか(苦笑)」
H「それはもう、もちろんです(笑) 導入部分の力の入り具合をぜひ見てほしいですよね〜」
お「すみません、一般的なエロシーンは操心術より少ないですw」
H「今回は、リアル系催眠よりですねー。催眠実験が好きな人は、確実に楽しめると思います」
お「一般的じゃないところに多大な情熱がついつい。特に催眠術をかけるっていうところだけで、普通のHシーンの倍ぐらいの分量を使ってしまっておりまして……」
H「導入イベントCGは、差分60枚を越えているのもありますね(笑)」
ざ「なんと! 60枚!」
お「眼鏡やーメガネが全部悪いんやー(笑)」
ざ「ありえない、つか聞いたことない差分量だ(ガクブル」
H「ええ。眼鏡がこんなに手強いとはおもってませんでした……」
お「メガネの知的なロングヘアー、ついでに高身長キャラは最高ですそこは大事です大事なんですさらに言えば傾く首力の抜ける腕緊張を失った両脚なんかがもうたまらんのです……ということでお許しを」
ざ「リアルな催眠で有名な催眠実験をはるかに超える、ガチ催眠大作というわけですね」
H「そこはもうご期待いただければと!」
お「原画家のさよりさんには、大変ご迷惑をおかけしました。まったくもって足を向けて眠れません」
ざ「絵、かわいいですよねぇ」
H「ええ。開発に携わって良かったことは絵を最初に見られることですね〜。キャラデザ段階から、かなり楽しみにしていましたし」
ざ「期待してる方も多いですし、キャラデザインの経緯とか聞けるとうれしいですね」
お「まずは日高舞夜(ひだかまいや)。メガネの女の子ですね。知的、高身長、ロングヘアーというのが最初のイメージ。戦闘的図書委員。読書大好きですけど決してインドア、ひ弱なんかじゃない。なおこのキャラ付けは、『BMネクタール』(少年チャンピオンコミックス、藤澤勇希)というマンガに出てくる某隊長さんからいただきました」
お「それから、鵡川(むかわ)流衣(るい)。先生です。地味で肌の露出の少ないスーツ、というのは僕の希望でした。その方が、肌が出た時にワクワクするので。結果的に、操心術∞に登場する此ノ花(このはな)鏡子(きょうこ)先生といい対比になったと思います」
お「舞夜、流衣は割とすんなり決まりました。その辺の男子じゃ手の届かない、高嶺の花ということで」
お「問題は蛍火……というか、その友人たちで」
お「舞夜、流衣が高身長なので、三人目は小柄な、可愛い感じの子にしようとまず考えました。そして、明るい子なら友人もいるだろうから、そちらもモブキャラってことでお願いしておこう……と、友人たちも含めてキャラデザをさよりさんにお願いしたんです」
H「最初は、名前もない友人ABCでしたしね」
お「おっしゃるとおり、友人ABC、蛍火の取り巻きという以上の個性は特に出さないつもりだったのに、それはもうものすごくキャラの立った、可愛い子たちが生み出されてきまして」
お「それで、急遽サブヒロインに昇格……イベントCGには出てくるわ催眠かけられるわ脱がされるわと、大活躍することに。割を食った蛍火が可哀想なくらいです」
H「今回は立ち絵の服装差分や表情差分にも拘っていますね。個人的には、下着が良い感じです(笑)」
お「下着いいですねー、どうしても文字では大雑把なイメージしか伝えられないのですが、さよりさんに上げていただいたものが実にいい感じで」
H「服装差分も含めて、今回はかなり潤沢に素材があるので、そこも楽しんでもらえるんじゃないかと」
ざ「立ち絵のHシーンも充実してるという寸法ですね」
H「邪恋や#defineのタイトルで、好評ですよね、立ち絵のHシーン」
お「イベントCG使ったシーンよりもいい、という声があって複雑な気分ですが(苦笑)」
ざ「もともとはイベントCGをさけないシーンのための、予算の都合から始まった策だったんですが、いつのまにか期待されるようになって……」
お「CG指定を作らなくていいのは楽ですが、立ち絵だけで表現できるプレイ内容を考えなければならないので、実はけっこう苦労します」
お「もっとも、催眠遊戯では、立ち絵プレイよりも、立ち絵での催眠誘導の方が多いです。何分僕が好きなので……操心術では何度もやってますので、ご期待ください」
お「全部イベントCGでやれるなら、もちろんそれが理想なんですけどね」
H「CGは基本60枚、差分で数えると700枚以上。ミドルプライスでは十分な分量なんですが、実際にはあればあるだけ使いたくなりますしね」
H「贅沢をいえば、イベントCGは100枚、150枚、200枚と欲しいところですよね〜」
お「イベント考える側と、書く人間が死にますw」
ざ「設計する方も死にますorz」
H「予算的にも厳しいですね_| ̄|○」
お「でもまあ、大好きなジャンルなので、アイデアはまだまだ色々出てきますし、やれるものならやってみたいですね。同じキャラを使った続編という形でも」
H「次とか続編は、売れ行き次第って言ってましたよ」
お「みなさんよろしくよろしくなにとぞよろしくご購入くださいませ〜〜(平身低頭)」
ざ「最後に一つ、催眠遊戯は気にされてる方も多いと思うんで」
ざ「ガチ催眠なのは充分伝わってきましたが、H方面はどうなのかなと」
ざ「おくとぱすさんなので、エロさに関してはそりゃ全く心配していませんけど」
お「前半、後半でかなり雰囲気が違います」
お「前半は、僕の趣味もあって、それはもうじっくり、ねっとり女の子を支配してゆくので、じれったく思われる方もいるかと思います」
H「エロスに関しては、声優さんも熱演してくださってますし、そこはご期待いただければと」
ざ「催眠ファンにはそこがうれしい」
お「その代わり、女の子を支配し終えた後半では、ものすごいこと色々やります。狙った相手ひとりだけじゃなく、集団相手に、パーティーなんかも」
お「特に、催眠パーティーは、これまでの催眠ものゲームの中ではほとんど出てきたことがないので、より一層お楽しみいただけるかと思います」
お「あ、なお念のため。男子が複数出てきていますが、彼らが女の子をものにするって展開はありません。主人公の浦河柳くんはそこまで人が良くないので」
ざ「催眠方面にとんがった作品ということですね。これは期待大です」
H「ですね。個人的には、どーん! で、催眠術にかかったーも嫌いではないんですが(笑)」
お「それは操心術のテリトリーですね>どーん!」
司会「第一部はここまでということで。第二部は、スタジオ邪恋(http://www.studio-jyaren.jp/)のほうで公開予定です!」